楽天ショップのドロップ率を下げる10の実行リスト

楽天ショップのドロップ率を下げる10の実行リスト

こんにちは。あわよくば私は貝になりたい、オガリア中村です。
本日は、ネットショップの一つの評価指標である『ドロップ率』について書いてみます。

ドロップ率とは?

ドロップ率とは
購入フローを完結させず、途中で離脱してしまった(=ドロップした)お客様の割合です。

<楽天ショップの場合の購入フロー>
 (1). お買い物かごに入れる
 (2). 注文情報(指名/住所等)を入力する
 (3). 購入完了する

この場合、(1)を行った人数を母数とし、(3)まで到達しなかった割合がドロップ率となります。

尚一般的なドロップ率については、多くのお店を見る限り【30%~40%】が一般的に思います。50%を超えるお店は、購入までの工程に改善の余地がありそうです。逆に25%を切る店舗様については、リピーターの指名書いが多い可能性がありますので、新規顧客の窓口を広げても良いかもしれません。

ドロップ率が低ければ良いとは一概に言えませんが、ここでは

 ・ ドロップ率が高い = 悪い事
 ・ ドロップ率が低い = 良い事

として、ドロップ率を下げる方法をお話します。

楽天ショップ・ドロップ率の計算方法

1-(通常購入した人数÷買い物かごにアクセスした人数)=ドロップ率

楽天ショップの場合は上記の計算式となります。通常購入した人数・買い物かごにアクセスした人数については、RMS内以下より確認が可能です。

  • RMS > アクセス分析 > その他データ

例) ・通常購入のアクセス人数…1,328
  ・買い物かごのアクセス人数…2,105
 
   ドロップ率 = 1-(1328÷2105) = 37%

ドロップする理由

お買い物かごに商品を入れたのに、買わなかった理由を考えてみます。
お買い物かごに商品を入れてはいるので「価格」や「イメージ違い」が要因では無いと推測します。

例えば…

 ・ 送料無料ライン(◯◯円以上で送料無料)を超えなかった。
   (=他に欲しい商品が見つからず、1商品だけ買うのは送料が勿体無いと感じた)
 ・ 今買わなくても良い商品(=後からでも買える商品)だと感じた。
 ・ 希望の決済手段が無かった。
 ・ いつ届くのか分からなかった。 or 希望の日までに届かなかった。

などが考えられます。(恐らく他にも沢山あります)
この購入の「壁」を、一つ一つ解消していくのが今回ご紹介する施策です!

今すぐ出来る!10個の実行リスト

今すぐ出来る!10個の実行リスト

<限定感をアピールする>

“今しか買えない商品”である事をアピールし、”後からいつでも買えるから今買わなくてもいい”という選択肢をなくす事で、お客様の背中を押します。

在庫数に限りがある事をアピールする為に、以下を実行しましょう。

その1. 在庫が少なくなったら、在庫数を表示させる様にする

その2. 商品名/商品画像に【在庫限り】をつける

その3.「売り切れたらゴメンなさい!」と書き、売り切れの可能性を匂わせる

更にタイムセールを開催し、制限時間内でのご購入を促進します。

その4. 4時間~3日間程の短期間設定で、タイムセールを行う。

その5. 販売期間を、オガリアツール「カウントダウンタイマー」でカウントする

 

<送料無料のハードルを下げる>

送料が無料になる条件(例:3個買ったら送料無料/5000円以上で送料無料)のハードルが高いと、お客様は送料無料を諦めてドロップする可能性があります。

その6. 送料無料になる合計金額が、客単価と見合っているか見直す。

送料無料ラインが客単価とかけ離れていと、ドロップの可能性が高まります。利益とコストのバランスを見つつ、送料無料ラインは、「客単価+客単価1/3」程まで下げるのが理想です。

その7. 送料無料のクーポンを配布する。

送料無料になるクーポンを獲得する事で、元々送料無料の商品を購入するよりも、「クーポンを使わないともったいない」(=送料無料でこの商品を買わないと勿体無い)という意識が働き、購入の決定力が高まります。

 

<配送予定日を明記する>

お客様は商品を注文する前に、「いつ手元に届くのか?」を気にされます。その時に明確な情報を与えられないと、ドロップのきっかけとなってしまいます。

 ・何時までに受付した注文について
 ・いつまでに発送手配を行うのか
 ・その後、どの地域についてはいつまでに届くのか

をはっきり明記しましょう。

その8. 配送日の目安が書かれた日本地図をご案内する。

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その9. オガリアツール「ドロップ率下げYO!君」を設置する

発送予定日を自動でリアルタイム更新するオガリアツール、ドロップ率下げYo!君を設置すれば、手間をかける事なく確実に発送予定日をご案内できます。

 

<決済手段をできる限り増やす>

後払いもあると安心ですね。

その10. NP後払い決済を利用する。

 
 
泥くさい施策ばかりではありましたが、小さな事からやれる事はまだまだあります!
ドロップ率については、アクセス数・転換率・客単価等の指標数値と共に毎月計測してみると良いと思います。以上!オガリア中村でした。

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