【EC担当者必見】ネットショップの「2014年福袋」企画、販促ノウハウを一斉蔵出し！
こんにちは。フランスパンは全力で噛みちぎる、オガリア中村です。
ご無沙汰してしまいました。。もう2013年が終わりかけております。ネットショップ店長の皆様は年末商戦真っ最中かとは存じますが、今回は「お正月も絶対に販促すべき！」をコンセプトに『福袋企画』について書かせて頂きます。
「福袋」はお正月の、超、超ビッグキーワード。これを逃すのは損です！乗るしかないこのビッグウェーブに！効果的で今すぐ出来るノウハウや、注意しておきたい事などを書いてみます。
福袋(ハッピーバッグ)おさらい
福袋は言わずもがな、中身が非公開の「開けてびっくり！お楽しみセット」です。
お正月にはそこかしこで見かける一般的な企画ではありますが、お客様の「開けてびっくり！」が歓喜になるか落胆になるか…は実は紙一重の難易度が高い企画でもあります。
(もちろんそれが福袋の楽しみでもありますが…)
落胆も度が過ぎると大きなクレームとなりますので、福袋の中身には充分慎重になる必要があります。
しかし、初売り時に好評を頂ければ、その後1月を通して継続的に売れる事もある！それが福袋！ひゅ～
質と量でバランスを。
✕ 大物だけが少々。
✕ 小物が大量。
○ 大物が数点、他小物がチラチラ
福袋の中身は、「質」と「量」のバランスが非常に大切です。
期待通りのものだけが入っていても、数が少ないと「これだけ？」と思われてしまいます。逆に、大量に商品が入っていても、期待していたものが入っていないと「期待はずれ」になります。
鉄板人気商品などはずれない商品を数点入れ、他小物などで数を補う事を意識しましょう。
価格は「2014円」が売れる！
2,000円よりも2,014円、1,000円よりも2,014円が売れます！
それはなぜか！2014年だからです・・・！
お客様はネットショップへの不信感からか、価格に「妥当性」や「理由/根拠」を求めます。妙に高くても不安、妙に安くても不安、という不信感を「2014年だから2014円」というシンプルな理由で払拭し易くなります。
松・竹・梅の価格帯を用意する
福袋の鉄板施策ですね。
「低額・中額・高額」の3種を用意する事で、最も無難に感じる中額商品の購入ハードルが低くなります。
「お年玉クーポン」を発行する
「お年玉」という納得のいくキーワードを使ってクーポンも発行する事で、転換率が上がります。
「先着100名様限定！福袋が送料無料になるお年玉クーポン！」
「先着10名様限定！福袋ともう1品お買上げで、500円引き！」
など数量限定にし、送料無料やまとめ買いを促す内容にするのがベターです。
一部公開もアリ。
最近は、引きの強い大物商品を「必ず入る商品」として一部公開する福袋も一般的になってきました。自店舗に、集客力があり転換率も高いエース商品がある場合はこの手法を使うと効果的です。
またエース商品はなくとも福袋の中身に自信がある場合は、福袋の全中身＋他商品を加えたリストを公開し、『この中から○点の商品が入ります！』とうたうのも効果的です。
煽り過ぎないのがキモ！
「超豪華商品！」「半額以下相当！」などの強いキーワードを使って事前にお客様の期待値を上げてしまうと、良い意味での『ギャップ』が薄らぎ、また悪い意味での『ギャップ』が大きくなります。
商品が手元に届くまでが、ネットショップ。
お客様が商品を開封したその時が最も気持ち良い体験となる様、ここは改めて意識する必要があります。
ご返品の可否はきっちり明記！
福袋なんだから、中身を見てから返品は無しでしょ！
とショップ側は思いがちですが、ネットショップの特性なのかお客様よりご希望を頂く事も多々あります。(リアル店舗でもそうなのかな？)
返品規約については予めページ上にきっちり明記し、後々のトラブルを避けましょう。(常識を逆手にとりご返品可能にするのも価値になるかもしれません。)
最後に…大前提として、『相当額』の妥当性は死守！
楽天市場よりも注意喚起されておりますが、相当額と割引率の妥当性がない(もしくはないと感じさせる)福袋は、お客様の信頼を失うだけでなく炎上の種となってしまいます。
正確な定価を元に割引率を出す事はもちろん、『定価』は何をソースとしているのかの説明が必要です。
楽天市場よりの注意事項
「●●円相当」と商品情報など、ページ内に記載される場合には、以下を遵守してください。
- 相当額に明確な根拠があるもののみ記載すること（説明内容が事実であること）
- 相当額が何の価格であるかの説明をページ上に記載すること
- 相当額が市場価格と著しくかけ離れていないことを確認すること
如何でしょうか。
ここまで読むと感じたかと思いますが、はい、福袋ってデリケートで面倒なんです…！しかしその分、当たった時の返り分はとても大きいですよ！数量限定などの小規模からでも是非チャレンジしたい企画です。
ご参考になれば、幸いです。オガリア中村でした。
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